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  • 執筆者の写真KAMTechs 中村

配線作業


トヨタ2ZZからホンダK20AヘッドK24Aに換装車両の製作準備です。

M400で2ZZ動かしておりまして元の配線はMOTEC老舗ショップさんがしっかり作ってあるのでエンジンルーム内の配線だけ作れればOKかなと思い作ることにしました。

K20AのタイプRやユーロRなんかのエンジンハーネスはエンジンの高騰に伴い高値で取引されたりしてます。

VTEC付いてる車両で年代が大体あってれば大体は流用可能かと。

というわけでみんな大好きオデッセイ、初期型アブソリュートの配線から製作していきます。中古は安いし探せばいいコンディションの物もあります。

配線図を見ながら各カプラーが何のカプラーなのかタグ付けしていきます。



コルゲートを剥がしてオートマ関係やらいらないカプラーを間引いていきます。

嫌いな人は大っ嫌いだと思いますが私は割と好きな作業でございます。

2ZZとK24Aは同じ4発、VVLとVTEC、VVTとVTC、名前は違えど機構は似たようなものです。

ただ、使っているセンサータイプがちょっと違ったりしてます。

クランク角センサーやカムポジションセンサーは2ZZはマグネティック、K24Aはホールセンサーを使っています。

トリガーホイールの歯数が16(だったかな?)以下だとホールセンサー、それ以上はマグネットって感じらしいです。

それぞれ波形が違ってきます。

配線もホールセンサーは3本線、マグネットは2線です。

ホールタイプを使うホンダの配線はIG+の線がトヨタより多くなる感じです。



IG+線が多いので取り出すの大変だなーなんて思ってましたがホンダの配線にはIG+の親玉みたいなショートカプラーなるものがあります。

2系統にIG+を振り分ける役目のようです。便利。



M400から出ている配線をピンロケ見ながら一つ一つ確認して摺合せしていきます。

ちゃんとドイチェカプラー使っててかっこいいです。



大分間引けたのですっきりしました。

今回はベースの配線がコンディション良かったのでそのまま使いました。

一から引き直そうと思えばいけるんですけど純正のコネクター使うとなると端子探しが結構大変なんですよね。

コネクターメーカーも結構ばらばらだったりします。

細い銀メッキフッ素樹脂ケーブルで全部作れたら自分的にはしびれる配線になるんですが。

まず需要はないでしょうね。

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